わしの暇つぶし

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上手い字の書き方

 

字が上手い人はカッコいい、当然です。字が下手な人はいつもこう言います、「〇〇ちゃんて字上手いよね〜!ほんと羨ましい!」と。こんなことを言っていながら、字を上手く書く努力を全くしません。字が下手であることは、勉強ができないとか、運動ができないとか、そういったことに比べると大したことはなかったからです。さらにパソコンの普及によって、字を書くこと自体が少なくなりました。この流れは字が下手な人にとって追い風となり、さらなる油断を生みました。キーボードで済むから字は下手でもいい、むしろ下手な方がいい、と。この頃から字が下手なことを正当化しようとする動きが活発化し、「下手」というマイナスな言葉に代わって「カ字ュアル」という言葉が使われるようになりました。しかし彼らの考えは甘かったのです。アップルが次の声明を発表しました。

 

「我が社の技術は凄まじいスピードでちん…進歩している。次のMacintoshはキーボードで打った文字に持ち主の筆跡を投影する機能を搭載するだろう。」

 

カ字ュアルな字を書く人たちは焦りました。ついに学歴至上主義の時代が終幕し、達筆至上主義の時代が始まろうとしているのです。この頃から「達筆教室」を名乗る塾が乱立し始め、達筆産業は瞬く間に巨大市場となりました。さらに「国家達筆士」という新たな国家資格が誕生します。「国家達筆士」に認定されると、「達筆教室」を開校する権利及びマックナゲット1年分を受け取る権利を与えられます。かく言う私は「国家達筆士」試験に三年連続で落ち、四年目にしてついに諦めました。

 

字は誰でも、いつからでも、上手くなれます。私自身、小学生時代は拙筆で有名でした。私が黒板に「あ」と書くとみんなが口を揃えて「ズラタン・イブラヒモビッチ」と読みました。いやそうはならないだろ、と思って見てみると、そう見えなくもありませんでした。こんなことが毎日続き、流石に嫌気がさした私は字が上手くなる方法を調べ始め、ついに納豆ダイエットに出会います。納豆を食べるだけで痩せられるというもので、一昔前に世間を騒がせました。のちにそれが全くの嘘だということが発覚し、再び世間を騒がせました。口が納豆臭くなった上に少し太った私は、悔しさを紛らわすためにひたすら字を練習しました。これが上達の秘訣です。何事も練習あるのみ。